この度の西日本を中心とした記録的な豪雨により亡くなられた方に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 私たちの町、三条市も16年前に水害にあい、私自身も被災し数か月避難所で生活ののち、仮設住宅に移りました。あの時も季節は夏で7月13日。今でも昨日のことのように思い出す事ができます。

 今年は異常気象と言われる程の暑さ…。住宅の片付けも再建も日常生活も、私なんかが経験したより過酷なのではと想像しております。

 避難所から出勤し、避難所へ帰り、自宅の片付けも行って…。その時は本当に必死で一日も早く元の生活に戻れることだけを考えていました。今私が皆様に願う事は、やはりそういう事なのですが、思い出す事があります。

 避難所生活や仮設住宅での生活中に、それまで気丈に振る舞ってくれていた両親が体調を崩し、通院や入院をしてしまいました。私自身も「頑張ってね!」って言われているうちに心がつらくなっていきました。だって、自分でも驚くくらいに相当頑張っていたから。両親のため、自分のため、そして心配してくださる周りの方のためにも。

 地域のみんなが大変で助けが必要…だからこそ、自分でできることは可能な限り自分でもやらなくはいけない…。だからって家族の健康や自分の心身を無視している訳ではなかったのですが、現実には、そういう状態になっていったのだと思います。

 住宅業者さんがいつ入ってくれるのか、アパートにするのか、仮設住宅にするのか、希望の地区の仮設住宅に入れるのか、秋までに…冬までに…。様々な手続きをしていくのと同時進行で考える事・決定しなければならないことが山積みでした。でも実際には、すぐに今後の明確な予定がわかるものも少なく、業者さんは手一杯、アパートや仮設住宅も必要数の調査や地区調整などを経て2か月以上はかかったように思います。いざ入居可能となっても、職場などへ極力負担をかけないようにと考えて、すぐに移動できなかったのを覚えています。

 対策は急いでくれているのですが、やはり気持ちや状況とはギャップがあります。実際に被災すると、避難所で過ごした時間は数日間だったとしても、何か月にも感じます。メディアなどで一か月程で仮設住宅の建設が始まったと聞いてもちっとも早いと思いませんが、経験したことのない方にとっては早いと感じるかもしれません。

 すでにめいっぱい頑張り、心身にだって気を付けておられる皆様に改めて頑張ってくださいとは言えません。でも、心身からのメッセージが受付にくい状態になっているかもしれません。もし、この書き込みをふと思い出す事があったなら、その時は数分でも良いので立ち止まって心身の変化を感じてみていただけたらと思っております。立ち止まっている場合じゃない!そう思われると思いますが、立ち止まるタイミングが不都合があってからにならないように…。今じゃない!と思っても、自然と立ち止まれるなんて、経験した私にも想像がつきません。止まってみようと少しでも思わないと止まれない気がします。

特別なことはできていませんが、被災地区の方でもしご親戚やご縁のある方を頼られ、県央地区で一人暮らしをお考えの独身女性がおられましたら、ご相談くださいませ。悪いようには致しません。

                 シェアハウスにゃんて 大家 中澤見美